スタッフダイアリー

鶴弥研修会

代表取締役社長 塚本 修久 自己紹介
2014/02/13(木) 日々について

2月11日から12日にかけて、株式会社鶴弥様の研修に出席しました。

鶴弥様は日本で生産する瓦の2割を生産されていて、国内で最大の瓦メーカーです。

今回は主に瓦製造についての研修でした。


初日の研修は阿久比(あぐい)工場で平板瓦(平らな形の瓦)の製造工程を見学しました。

工場へ着くと当社の前担当者の片岡様が出迎えて頂きました。左側の笑顔の人です。

最初は商品や副資材についての説明を受けました。右の写真は昨年発売されたスマート

と言う名前の商品です。良く売れるので現在は品薄です。

その後、原料の粘土や釉薬(瓦のうわぐすり)の説明を受けました。右の写真が粘土のサンプルと限度採掘のパネルです。

続いては生産工程です。平瓦は全自動で生産されるので、人が瓦に触れることはあません。

左が土を練る真空土練機です。この機械は土の空気を抜くことにより、瓦の強度を高め、土の水分を均一化する効果があります。

右がプレスで2段階で成型することによって製品の品質を高めます。

成形された瓦は乾燥ラインへ運ばれます。

左が施釉工程です。乾燥したベージュ色の瓦がうわ薬を塗ることによって黒くなっています。この後は焼成炉で焼かれます。

右は焼成炉から焼かれた瓦が出てきました。

焼かれた瓦が移載機で選別ラインに運ばれ、右の写真は女性が目視にて選別しています。

翌日は原土の貯蔵場(左の写真)を見学した後、本社工場で役瓦(平部以外に使用する瓦)の製造ラインを見学しました。

役瓦は手作業が多くて手間がかかるので平瓦に比べ高価になります。

右はプレスしたての瓦です。3枚立ててある四角い物は雪止という名前の瓦で、右から土練機で練った土を切った物(荒地)次は1度プレスした物、次が2度目プレスした物です。

左は瓦に釉薬(うわ薬)を塗っていて、右はそれを焼成台車に積んでいます。

焼成炉で焼かれた瓦は選別して結束され種類ごとにパレットに積みこまれます。

最後の写真は出荷量が極端に少ない瓦を手で1枚1枚、釉薬をかけています。

一般住宅用の瓦は、このようにして造られます。

株式会社鶴弥の皆さんお世話になりました。ありがとうございます。

記事一覧|2014年02月

1ページ (全3ページ中)

ページトップへ