スタッフダイアリー
今回は、バルコニーの外壁から雨水が染みているというご相談を受け、補修工事を行った現場をご紹介します。
工事の前に安全足場設置します。
サイディング目地のコーキングも剥がれています。
まず「えっ、バルコニーって木でできてるの?」と驚かれる方も多いかもしれません。
実は、一般的な木造住宅のバルコニー部分は、構造も下地も木材でできていることが多いのです。
見た目はサイディングやモルタルでしっかりして見えますが、その下は木材が組まれていて、適切に防水処理がされていないと雨水がしみ込み、腐食の原因になります。
今回まさにそのパターン。
外壁のサイディングを剥がしてみると、木下地に雨水が回り込んだ痕跡が…。
傷んでしまった木部はすべて撤去し、新たに木工事を施してやり直しました。
こんな(下記)イメージ
その上から、防水シートをしっかりと張り直し、雨水の浸入をシャットアウト。
仕上げに新しいサイディング材を施工して、外観も元通り、安心してお住まいいただける状態に復旧しました。
なお、今回はバルコニー床面の防水工事は含まれておりませんが、外壁側からの雨水侵入はしっかりと防止できる状態になっています。
完成断面(下記)イメージ
普段は気にすることのないバルコニーの外壁。
しかし、ちょっとした雨染みが大きな劣化のサインであることもあります。
「もしかしてうちも…?」と思ったら、早めの点検をおすすめします。
記事一覧|2025年07月
- 25/07/30可児市 雨染みの原因はここだった!バルコニー外壁のサイディング補修工事【木造構造の意外な事実も】
- 25/07/25土岐市 いぶし瓦屋根のシックイ補修で美しさと防水性を回復|剥がれた部分を丁寧に塗り直しました
- 25/07/24多治見市 パラマウント瓦からの葺き替え工事自然な色ムラが美しい「プレイン・ノルディックブラック」へ
- 25/07/23瑞浪市 見た目も性能もグレードアップ!和形瓦から軽量・高耐久の「ルーガ雅」へ葺き替えリフォーム
- 25/07/17土岐市 緑青銅板から黒のガルバリウムへ一新!軒先庇のカバー工法で安心リフォーム
- 25/07/15弊社の印刷物でお世話になっている印刷会社様の社屋塗装工事