スタッフダイアリー

愛知県犬山市専念寺様 屋根修理工事

丸新美濃瓦 管理部 自己紹介
2020/01/18(土) 寺社について

愛知県犬山市の専念寺様より、本堂の瓦がズレているので見て欲しいとお電話をいただき見に伺いました。

正面から

裏から

横から

軒先瓦が留めてある釘が浮いているので長いパッキン付ステンレスビスに替えました。

平部が所々割れたりしています。

割れた瓦を差し替えてステンレスビスで留めしました。瓦のいいところは1枚から差し替えれるところです。

赤い矢印の先を「降り棟」(正面のみあります)といいます。

降り鬼が下がっています。

降り棟全体が下がって冠と冠の間に隙間ができています。

降り棟の隣の丸瓦もズレているため外しました。瓦モルタルで丸瓦を葺き直しました。

降り鬼を設置します。

降り棟を積んでいきます。

積み直し前は、赤丸部分が降り棟にぶつかっています。

丸瓦と隅棟がぶつかっている部分に、落ち葉などが溜まってしまい、隅棟の崩れの原因となります。

降り棟を積み直した時に、隅棟を短くして枯葉が溜まらないようにしました。

屋根裏面の丸瓦がズレています。

積み直しました。

赤丸の部分は、向拝の屋根です。

赤丸部分は、降棟に草が生えています。降り棟の崩れの原因となります。雨といも壊れています。

本棟と降り棟を積み直しました。

壊れていた雨といも交換しました。

降り棟・丸瓦・雨といの修理が完了しました。

 

 

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