スタッフダイアリー
今回は、普段なかなか目にすることのない屋根の「谷」の部分の工事についてご紹介します。
屋根の「谷」ってどこ?
屋根の形によっては、屋根と屋根がぶつかって、山と山の間のような「谷」になっている部分があります。この谷の部分には雨水が集中して流れるため、雨漏りが起こりやすい場所なのです。
この谷に敷かれている金属の板を「谷板(たにいた)」といいます。この谷板が劣化して穴が開いたり、錆びてしまうと、そこから雨水が建物の中に浸入してしまいます。


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今回の工事はここ!
今回は、古くなった谷板を新しいものに入れ替える工事を行いました。
作業の様子をご紹介
まず、古い瓦や谷板を慎重に取り外していきます。谷板は瓦の下に隠れているため、瓦をめくる作業が必要です。瓦を傷つけないように、一つひとつ丁寧に外していきます

古い谷板の上から新しい谷板を設置します。今回は、耐久性が高く錆びにくいガルバリウム鋼板を使用しました。雨水がスムーズに流れるように、角度や位置を細かく調整しながら設置します。


新しい谷板が設置できたら、取り外した瓦を元に戻していきます。瓦のズレがないように、しっかりと固定し直します。これで屋根の谷の部分が新しくなり、雨漏りの心配が解消されます。




これで安心!
今回の工事で、お客様はこれで安心して過ごしていただけるかと思います。
ご自宅の屋根に「谷」があるお宅は、雨漏りする前に一度点検してみてはいかがでしょうか?お気軽にご連絡ください。