スタッフダイアリー
今回は、2024年10月4日ご紹介した「某会社様倉庫 金属折板屋根の塗装工事(1期)」に続く第2期工事のご紹介です。
2期工事は倉庫本体の屋根部分が中心で、工期は8月30日から10月5日までの約1か月間。
夏の終わりから秋にかけて、天候と相談しながら安全第一で作業を進めました。
① 工事前の様子
第1期では倉庫前の金属折板屋根を塗装し、美しく仕上がりました。



今回はその続きとして、倉庫本体の大きなスレート屋根と外壁を塗装します。
経年劣化により、屋根のボルトや表面の錆びが目立っていました。
錆びたボルトやコケが見られました。
② 安全足場の設置
屋根が高く勾配もあるため、まずは安全足場をしっかり設置。




職人が安心して作業できるよう、安全ネットやメッシュシートも丁寧に取り付けました。


倉庫全体を覆い、安全第一で工事を進めます。
③ 高圧洗浄と養生
塗装前に、屋根と外壁を高圧洗浄機でしっかり洗浄しました。




また、作業前には倉庫内の荷物をブルーシートやビニールで養生し、水がかからないよう徹底しました。











古い塗膜や汚れを落とすことで、新しい塗料の密着が良くなります。





汚れやコケが落ち、下地がきれいになりました。



屋根・外壁の下塗り材(左) 仕上げ塗り材(右)

もともとあった細かなひび割れも、下塗りでしっかりと塞ぎます。











新設した軒といが汚れないようにビニールシートを被せて養生します。
④ 屋根下塗り(下地の保護と密着強化)



洗浄・乾燥後、下塗り材のエスケー化研 一液マイルドシーラーESクリヤーを塗布しました。
下地をしっかり保護し、上塗りの密着力を高めます。もともとあった細かなひび割れも、下塗りでしっかりと塞ぎます。


ローラーで塗れない細かい部分は、1か所ずつ丁寧に刷毛で仕上げています。




全てのボルト部分には錆び止めを注入し、キャップを装着して腐食を防止。
細部まで妥協しないのが丸新のこだわりです。
屋根 塗装仕上げ




下塗りが乾いたら、いよいよ上塗り。
使用したのは一液プレミアムルーフシリコングレー。
耐久性・防水性に優れた塗料で、2回塗りして仕上げました。





















色は落ち着いたグレーで、倉庫全体がすっきりとした印象に。



ローラーで塗れてない部分を最後の1ケ所まで刷毛で丁寧に塗ります。





屋根塗装の完了です。
⑤ 外壁下塗り(下地の保護と密着強化)

外壁とは△の部分を表しています。
洗浄後は、乾燥を確認してから下塗り作業に入ります。
使用した塗料は、エスケー化研(株)一液マイルドシーラーESクリヤー。

※ 塗料がクリヤー(透明)なため、第1期工事の庇に被せてあるブルーシートの【 青色 】が反射して青く見えています。






屋根塗装同様、ローラーで塗れない細かい部分は、1か所ずつ丁寧に刷毛で仕上げています。



下塗りが乾いたら、いよいよ上塗りです。
使用したのは一液プレミアムルーフシリコングレー。耐久性・防水性に優れた塗料で仕上げました。





屋根同様色グレーで、倉庫全体がすっきりとした印象に。


外壁塗装も完了です。
⑥ 軒樋(のきどい)の付け直し
屋根工事の際に、片側のみ軒樋の付け直しを行いました。




長年の汚れや歪みも改善し、雨水の流れがスムーズに。
これで雨の日も安心です。


⑦ 仕上げの清掃
塗装が終わった後は、倉庫全体をきれいに仕上げます。









窓ガラスやサッシの溝には塗料の粉やほこりが付いているため、高圧洗浄機で洗浄後、ハンドワイパーで丁寧に拭き上げ。













通路も高圧洗浄機で洗浄します。




溝に溜まった泥はスコップで集めてバケツで回収しました。



最後に、安全確認を行いながら足場を解体。























長期間にわたる工事でしたが、無事故で無事に完了しました。
屋根・外壁ともに新しい塗膜で保護され、見た目も耐久性も大幅にアップしました。
外見だけでなく、細かい部分までピカピカにしてお引き渡しです。
とても長い内容、最後まで読んで下さりありがとうございます。
丸新から お客様へ
今回のように倉庫や工場の屋根は、日々の雨風や紫外線で想像以上に傷んでいます。
早めの塗装メンテナンスを行うことで、雨漏り防止や建物の長寿命化につながります。
【 丸新では、】
・ 作業前後の説明を丁寧に
・ 養生や清掃までしっかりと
・ 「安心して任せられる工事」 を心がけています。
倉庫・工場・住宅などの屋根塗装・修繕をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
現地調査・お見積りは無料です。
