スタッフダイアリー
いつも丸新のブログをご覧いただきありがとうございます!
今回は、建物の耐久性、特に屋根の美観と防水性を大きく左右する「漆喰(シックイ)塗り直し工事」の事例をご紹介します。
今回ご依頼いただいたお客様の屋根は、特に以下の三箇所で漆喰の劣化が深刻でした。
1:棟下(むねした):瓦と瓦の隙間を埋める漆喰が大きく剥がれ落ち、下地の土が見えている状態。

2:鬼元(おにもと):屋根の端にある鬼瓦(おにがわら)の根本部分の漆喰が、雨風にさらされボロボロに。

3:壁際(かべぎわ):屋根と壁が接する部分の漆喰もひどく剥がれ、雨水の侵入リスクが高まっていました。

漆喰はただ見た目を整えるだけでなく、瓦の固定と雨水の侵入を防ぐという重要な役割を担っています。
この状態を放置すると、瓦のズレや落下、最悪の場合は雨漏りにつながるため、早急な対処が必要です。












丁寧な下地処理と仕上げが「長持ち」の秘訣!!
私たちは、ただ上から漆喰を塗り重ねるだけのような、その場しのぎの工事は一切行いません。
建物を長く守るために、以下の工程を特に丁寧に行いました。



・ 既存の剥がれかかった漆喰を全て手作業で掻き落とします。
・ 下地の土や瓦の隙間に残った古い材料やホコリをブラシで徹底的に清掃。
・ この手間が、新しい漆喰の密着度を格段に高めます。

高品質な材料による塗り込み。
・ 耐久性の高い本漆喰を使用し、棟下、鬼元、壁際にしっかりと、そして隙間なく塗り込みました。
・ 特に雨が当たりやすい箇所は、厚みを均一に保ちながら、丁寧に圧着させて仕上げています。



見違えるような美しい仕上がり!!
工事完了後、棟の白い線が際立ち、屋根全体がすっきりとした印象に生まれ変わりました。
剥がれて下地が見えていた箇所は、ムラなく真っ白な漆喰で補強され、美観が蘇ったことはもちろん、これで防水性と耐風性も大幅に向上し、お客様にも大変ご満足いただけました。

屋根の点検、丸新にお任せください。
「うちの屋根も、そういえば最近見てないな…」「あの白い部分が少し剥がれている気がする」と感じられたら、それは屋根からのサインかもしれません。
屋根の漆喰の劣化は、地上からはなかなか確認できません。弊社では、屋根の状態をしっかりと点検し、お客様の建物の状況に合わせた最適な補修プランをご提案させていただきます。
小さな剥がれでも、そこから雨水が侵入し、構造材を傷める原因になります。
こんな小さなことで電話して良いのかな?」と遠慮なさらず、まずはお気軽にご相談ください。
地元の専門家として、お客様の大切な住まいを守るお手伝いをいたします。
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