萬福寺様新築工事 事例集 丸新 岐阜県 屋根工事・外装工事

破風の原寸図

屋根妻部の破風の原寸図を描いています。

元請け会社様との打ち合わせ

下呂市の萬福寺様新築工事が始まるので、元請けの株式会社田口建築様にて打ち合わせを行いました。
屋根職人の渡辺さんが鬼瓦の原寸図に冠瓦を当てています。

鬼瓦制作　①

萬福寺様の鬼瓦を制作しています。

鬼瓦制作　①

手前が新築工事前まで取り付けてあった鬼瓦です。
今回の工事でもこの形のイメージの鬼瓦を取り付けたいとのご依頼です。
顔は不動明王様ではないかと思います。
顔の部分と母屋の部分は別で作り屋根工事の時に組み合わせます。

鬼瓦制作②吽の形相の面

吽の形相の面を仕上げています。
曲面なのでヘラを使わず指で丁寧に磨いて行きます。

鬼瓦制作

親鬼瓦の足になる部分を制作しています。

鬼瓦の制作

鬼の面が取付られる母屋の部分です。
手返ししながらじっくり乾燥させて行きます。

鬼瓦の足に雲を付けます1

鬼の足に雲を付けます。

鬼瓦の足に雲を付けます2

山号の制作

萬福寺様の山号を制作しています。

この山号は大棟に取り付けられます。

山号の制作2

大棟の南に　神　亀　山
　　　北に　萬　福　寺　
　　　　　と取り付ける予定です。

※向かって　神亀山と取付けるか　山亀神と取付けるかは確認します。

亀のオワン巴蓋を製作

萬福寺様は「元号で神亀（724年～）聖武天皇の時代に天台宗のお寺とし（現在は臨済宗）創建された。」とご住職がおっしゃっておられました。
改修前も亀の棟飾りが取り付けられていました。
今回製作した巴蓋は向拝（ごはい）に取り付けます。

瓦を現場に搬入しました

6/6に1車目の瓦を納入しました。
写真は巴瓦です。
平部は段付き飛鳥野瓦で施工されます。

様本堂の屋根工事が始まりました。

萬福寺様本堂の屋根工事が始まりました。
本堂の屋根には下葺き材が貼られています。

平部の施工

軒先の瓦を付けました

平部分の施工

軒先瓦に続き、平部の瓦を施工しています。
従来は上部と下部に分かれている瓦を組み合わせて施工する「本葺」と言われる重厚で立体感のある瓦ですが、今回はその重厚感を活かしながらも上下の瓦が一体になっている瓦を使用しています。

平部分の施工

東側妻部分の平部が葺き終わりました。

妻側の平瓦施工

東西の妻側の平瓦は施工が終わりました。写真は西の妻側です。

北側の平瓦の施工

本堂北側の写真です。北側の平瓦は施工が終わりました。

南側の平瓦の施工

現在は南側の平瓦の施工をしています。
隅の照りの部分は瓦をすり合わせながら丁寧に伏せています。
隅棟、降り棟は耐震棟金具を利用して補強します。
写真右上の隅棟には耐震棟金具が立っています。

破風尻の施工

妻側の破風と瓦の間を施工しています。

谷の施工

北面の谷です。
お寺は屋根面が大きいので、谷板金の中央に山を作り水の流れを弱めます。

軒先の施工

妻部の軒先です。
軒巴は一直線に施工できています。

正面平瓦の施工

平瓦は四面共に施工し終わりました。

台風養生

台風１８号が接近しているので、養生をしました。
シートに台風の強風が入り込むと飛ばされるので、気を使いながらの養生です。

台風養生２

唐破風部分の養生です。
足場のシート（緑色）が広がっていると吹き飛ばされるので、閉じて縛りました。

鬼瓦の仮組み

下で鬼瓦を仮組しました。
職人さんの後ろに立っていらっしゃるのがご住職様です。
ほとんど隠れてしまって申し訳ありません。

鬼瓦の取り付け

鬼瓦を取り付けています。

鬼瓦の取り付け

大棟の東・西の鬼瓦の取り付けが終わりました。

屋根工事の完了

屋根工事が完了しました。

萬福寺様新築工事の完了

萬福寺様の工事が完了しました。